
使い込んで傷や錆の入った自転車を塗装剥離から再塗装します。
この記事では塗装前の最も重要な下準備、塗装剥離のおすすめ道具とポイントを書こうと思います。
目次
- 用意する道具
- 剥離の手順
- 剥離のコツ
- 結論
1. 用意する道具
塗装剥離に必要な道具は下記になります。
- ペイント剖離液
- 今回使用したのは「カンペハピオ 塗料 塗膜のはく離・除去 非塩素系塗料はがし剤 300G」
- 使用料としては、フレーム、フォーク合わせて1本丁度使い切りました。
- プロ用を用意できればよりいいです。
- 筆
- 剥離剤をフレームに厚く塗るので大き目の筆を用意しましょう。
- 今回使用したのは「アサヒペン 刷毛 お得用多用途用 3本セット OT-3P 30mm 50mm 70mm セット」
- スクレーパー
- 今回使用したのは「井上商会 INOUE カーボンはがしヘラ 40mm」
- カーボン製を使用することでフレームを傷付けずに塗装を剝がせます。
- ブラシ等
- スクレーパーで落としきれない箇所はブラシを使用すると奇麗に落とせます。
2. 剖離の手順
- パーツをフレームから外す。
- 私はヘッドパーツのような圧入部品は取り外さずに、マスキングで覆ってしまいました。
- BB、フォーク付近は錆ができやすいので金ブラシ等で錆を落としておきましょう。
- 必要な個所をマスキングする
- 取り外していない箇所、塗装を剥離したくない箇所をマスキングします。
- フレームに塗装剥離剤を塗布する。
- 剥離剤は薄く塗っても剥離しません。剥離剤を乗せる感覚で塗布していきます。
- 皮膚、目に触れないよう十分注意して塗布しましょう。
- 剥がれ始めたらスクレーパーではぎ落す。
- 優しく摩るだけで落ちます。
- 塗装が落ちない箇所は再び剥離剤を塗布します。
- 塗装が全て落ちきったらフレームを清掃。
- パーツクリーナーを使用すると奇麗になります。
- BBなどのネジ部をマスキング
- 塗装時に塗装しない箇所をマスキングします。
3. 塗装剥離のコツ
- 剥離剤はプロ用の強力なものを使用することで大きく時短につながります。
- 事前の錆び取り、マスキングはしっかり丁寧に。
- 細かい箇所まで丁寧に。
- とにかく根気。
4. 結論
自転車の塗装剖離から特殊ペイントまでの一連の作業は、一見難しいように見えますが、このプロセスを楽しむことができるのもDIYの魅力です。自分だけの世界に一収したデザインの自転車を騎り出せば、新たな発見が必ずあるはずです。
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